手加工製袋になる条件は2つあります。それは注文数量と紙袋サイズです。まず数量が2000枚未満のご注文は手加工製袋になります。その理由は機械製袋加工は指定のサイズに合わせて機械を調整いたします。この調整作業は時間を要しますので2000枚を最低注文数量を設定しているのです。

 次にサイズ面でも機械で加工が出来ないことがあります。第一にマチが60ミリ以下のものは機械で加工が出来ません。また正面サイズに対してマチサイズが50%以上になると機械加工が出来ない組み合わせがあります。正面320ミリはマチ160ミリまで、正面220ミリはマチ120ミリまでの組み合わせになります。この組み合わせから差異のあるものは手加工製袋になります。

 特殊な紙は手加工製袋になります。厚口のボール紙やケント紙、紙自体に模様や特長のあるファンシー用紙等は全部筋入れ加工してから手加工製袋になります。手折の部分がひび割れたりシワになったりするので、綺麗に折るために筋入れ加工が必要となります。

 手加工製袋と機械製袋は紙袋に仕上げる加工に違いがありますが、それ以外の印刷、表面加工については全く同じ加工になります。