機械加工には定番サイズがあります。正面320ミリ、マチ110ミリ、高さ300から450ミリのサイズがこれに当たります。ハトロン判の用紙を半分に断裁して、それを無駄なく紙袋に出来るサイズです。それで各紙袋メーカーは共通でこのサイズを定番にしているのです。定番サイズは注文件数が多いので機械の設定を固定しているのです。
 注文毎に個別に設定することがありませんので、このサイズに限り500枚の注文数量から機械製袋加工を受けております。
 この平判の製袋機は正面でもマチでも10ミリ単位で調整することが可能です。

 巻取り原紙を使う形式ではすべて機械製袋になりますので、ご要望のサイズでは製造出来ないものが出てきます。 正面320ミリの場合はマチが115ミリになります。110ミリは作ることが出来ません。この形式の製袋機は構造上の理由で細かいサイズ調整ができません。

 用紙の厚みによって機械加工出来るものと出来ないものがあります。
1.クラフト系の用紙は、120g/㎡、100g/㎡は機械製袋で、
 それ以下の厚みは手提げ袋に適しておりません。
2.エスプリコートFMは157g/㎡、127.9g/㎡は機械製袋で、
 それ以下の厚みは手提げ袋に適しておりません。
3.A2コート紙は157g/㎡は機械製袋出来ますが、
 それ以下は手加工でも手提げ袋に適しておりません。

 機械製袋と手加工製袋は金額に大きな差がありますので、少しのサイズ違いでお客様が損をすることになります。詳しくはご相談ください。